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坂木 司「ワーキング・ホリデー」
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評価: ★★★☆☆ 感想: 今まで読んだ坂木さんの中で、いちばん「ああ、いいな」と素直に思えた作品。 進くんがヘンにひねてたり、いまどきの子っぽくないのがいいし、やっぱり家族小説はね…。ほっとします。 坂木さんが丁寧に取材をして、そこでの裏話やその道の苦労話を、うまく取りこんでいるなあという感じがします。 読書感想文の課題図書に指定したいくらい。
スラスラ読めて、面白くて引き込まれて、でもどこか”とっておき”がないって言うか…。 坂木さんは、いつもとてもいい子で優秀な、当たり障りのない小説家さんなのです。私には。
(以下、ネタバレ有り)
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坂木 司「シンデレラ・ティース」
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評価: ★★★☆☆ 感想: 「ホテルジューシー」の姉妹編。やっと読めました。 歯医者嫌いのサキが、夏休み中、歯医者の受付バイトをしながら、歯医者嫌いをなおすというストーリー。 職場の人が、みんないい人すぎます。 こんなにいい人ばっかりいたら、日本はストレス社会になってないですよ〜。 「ホテルジューシー」では、主人公のヒロちゃんから見たサキちゃん像がずいぶん語られていたのに、「シンデレラ〜」で、サキちゃんがヒロちゃんのことに触れている場面て、すごく少ない。 サキちゃんは自分のことや、職場の王子様のことで、頭がいっぱいなのかな。ちょっと寂しい。 あれ、姉妹編じゃなかったの〜?て感じ。
丁寧に取材してあって、わたしも歯医者嫌いだし、物語に入りやすかったです。 相変わらず読みやすいし、毒やクセもない。いつもの、坂木さんの世界。
オンラインの知り合いの方に、歯医者さんに勤めている方がいらっしゃって、 「今、こういう本読んでるんですよ〜」 という話をしてみました。 そしたら興味を持ってくれたみたいで、調べて購入したと言っていました。うれしい。 何でも、サキちゃんと同じ歯医者嫌いで、とても共感を覚えたとか…。 そのうち、感想が聞けたらいいなと思います。
(以下、ネタバレ有り)、
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坂木 司「先生と僕」
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評価: ★★★☆☆ 感想: 昨日、すごくアクセス数が多いんですけど、わたし何かしたかな…。 こんな事態には慣れていないので、ドキドキしています。
坂木司さんばかり、借りてきてしまいました。 他の作家さんも混ぜたつもりだったんだけど、予約数の関係なのでしょう。届いたのが、坂木さんオンパレードで。 あんまり一人の作家さんを、がーっと読みたくないのだけど(過去、それでさんざん失敗してるし)、坂木さんは良いかもしれないですね。まとめ読みしても。 アクがないってのかな。 鼻についたり、「またこのパターンかよ!」って思ったり、そういうのがないです。
大学生の主人公と、中学生(小学生だった?;)の男の子が織りなす、ちょっとした探偵小説…かな。 探偵といっても、ほとんど「ゴッコ」で、坂木さんのいつもの温度って感じです。 小さい子が出てくる小説は、やっぱり温いほうがい良いです!絶対!!
わたしも、「ペットショップなんてなくなればいい」って思っている派です。 あってもいいけど、無理な交配はさせずに、なるべく自然な状態で繁殖させていく、そんな国になればいいと思う。 動物飼うの、みんな登録制とかにしてさ。ちゃんと抜き打ち見回りとかあって、人間の元で暮らす動物たちが、健全に生活できているかチェックしたり。 動物を捨てるヤツとかおもちゃにするヤツには、もっと制裁を! わたしは、もし宝くじとか当たって億万長者になったら、保健所などに収容された犬猫さん達を引き取って、彼らが安心して暮らせる施設を作りたいと思う。
話がずれましたね…。
えっと、ミステリ入門みたいな趣向にもなっております。 わたしは、乱歩の「屋根裏の散歩者」は駄作と思うけど、他は読んでないので何とも…。 あ、北村薫さんの「六の宮の姫君」は読みましたが(そしてこの作品も、あまり好きじゃない。。 何か、「六の宮〜」は紹介のされかたが、すごく唐突な気がするんですけど。坂木さんが好きで、どうしても入れたかったのかな。
最近、思うんですけど。 坂木さんの小説って、ドラマに向いてるんじゃないかな。 家族みんなで楽しめるようなドラマ。 伊坂さんの小説は好きだけど、実写化するのはどうだろう、と苦笑している部分があるので…。 坂木さんはその点、等身大の日常って感じだし、いいんじゃないかな。共感が、たくさん得られると思うのだけど。
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坂木 司「仔羊の巣」
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評価: ★★★☆☆ 感想: 拍手ありがとうございます〜!うれしいです。 アクセス数がかつてないほど多いのは、夏休み中のせいでしょうか。 このような辺境ブログに遊びに来てくださって、ありがとうございます。 読書感想文の本探しなど、何かのお役に立てれば幸せです。
さてさて。引きこもり探偵シリーズ2作目。 1作目よりもゆる〜い感じがします。 坂木と鳥井の回りに、どんどん人が増えてきて、みんなで仲良し。 悪くはないと思うんですが、え〜っ。これってどうなの? そんなに気が合ったり、仲よくなれる人ばかりじゃないでしょうに。
坂木さんは、登場人物のことが、みんなかわいいのかな、と思います。 愛着は良いことだと思いますが、作者とキャラの距離が近すぎっていうのも、どうなんだろう。 なんかホントに、嫌いじゃないんですけどね〜。 人が殺されたり、血なまぐさいこととか、非常に少ないですし、日常の中に起こりうるミステリーって好きだし。 文章だって、とてもキレイで読みやすくて、表現もその時はハッとするんだけど、あんまり残らない。 「近いところから手を伸ばしていて、そうすればいつか、遠いところにも手が届く」っていう、坂木のおばあちゃんの言葉は、すごく残りましたが、それが唯一かな。
このノリ、どこかで…。とずっと思っていたんですが、ようやく思い当たりました。 わたしが中高生の頃、一世を風靡したティーンズハート! ピンクの背表紙の、かわいらしい文庫本。 わたしもミーハー的に、たくさん読みました。 教室の中でよく回ってましたし、共感しやすいっていうのかな。取っつきやすかったです。 いい作家さんもたくさんいましたけど、自分ではもう持ってない。 わーっと盛り上がれて、読んだ後にちょっといい気分。 坂木さんはわたしにとって、そういう作家さんみたいです。 だからなんか、坂木さんに対して評価がカライのかな、わたし。いつも…。
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角田 光代「八日目の蝉」
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評価: ★★★☆☆ 感想: 今日書くことは、感想じゃない部分が多いです。 自分のために書きます。
わたしは、角田光代さんと桐野夏生さんがごっちゃになっている…と思う。いや、ぜったいに。 これは、角田さんにも桐野さんにも、申し訳ないことです。 たぶん、わたしが角田さんと桐野さんをほぼ同時期に知って、同時期に読んでしまったのが原因なんだと思う。 他の人に言わせれば、この二人は全然ちがう作風を持っている、と言うかもしれない。 でもわたしは、この本を読む時に、「out」の人かあ…。と思いこんでいた。調べたらちがかった。 「out」は桐野さん。 そして、「柔らかい頬」に似てるなあ、という印象も持った。こちらも、桐野さんの作品でした。 このままではいけない。 どうするかというと、角田さんの本だけを一度読んでみる。その間、他の作家さんの本を読むことはあっても、桐野さんの本を読まないようにする。 桐野さんの本を読む時も一緒。角田さんは読まない。 ちゃんと、一人一人の作家さんとして、分かりたいと思うのです。
さて、作品についても少し。
(以下、ネタバレ有り)
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| プロフィール
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Author:sora(そら)
好きな作家は、小池真理子、伊坂幸太郎、乃南アサ、宮部みゆき、若竹七海など。
活字中毒気味です。 本読まないといらいらします…。
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